いただきもの スペシャル
日曜日は賑やかでいい感じです!
「満車で車をどこに止めたら良いですか?」そんな時間帯もございました。
皆様、ご来店ありがとうございます。
さてさて、本日の戦利品いただきものですが、
ど~ん!
ジャラジャラジャラとシジミをいただきました。
食材ハンター??のK藤さん。
24Lクーラーボックス4個分ぐらい採取ができたようで、おすそ分けです。
どんな技で、そんな量を採るのか一度拝見してみたいものです。

つづいて、石垣島帰りのO屋さんからは、濃厚なフルーツプリンをいただきました。
何故、濃厚なことがわかるかって?
写真撮った直後に食べましたから。(^^;)
これは美味いです。
GTは惜しかったようですが、楽しいお話ありがとうございました。

先日、誕生日だった私にU手さんからはカジキのTシャツをいただきました。
今年の夏はこれを着てカジキを釣りに行きますね!。
手前のスイーツは、いつもお世話になっているWAVEのBOSSからいただきました。

WAVEさんのHPです。
http://wave1996.com/
みなさま、いつもありがとうございます。
差し入れ遠慮なくちょうだい致します! お待ちしております。
そうそう、今日はチームインザストリームの釣行会で、メンバーさん達が福井県三国に行ってますので、そろそろブリが届くハズです。(笑)
メンバーの皆様、お疲れだと思います。十分にお気をつけてお帰りくださいませ。
【インザストリーム公式 フェイスブック】
http://www.facebook.com/inthestream
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ジャックポット 190

マニアの間で絶大的な人気があるマッドキャップブロスのジャックポット190が入荷しました。
今にも泣き出しそうなウルウルした目玉がまた魅力的。
使いやすい80gクラスで、青物からマグロまで対応できます。
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メガバス ボルト
来る玄達瀬におすすめです。
以前に紹介したことあったような・・・紹介しなかったような・・・
メガバスの新製品です。
巻くだけで青物や鯛などなどがヒットしてまう新感覚のジグ?インチク?です。

メガバスらしいクオリティで塗装やエラ加工が魅力的。
テスト段階で10kgオーバーのブリやヒラマサもランディングしています。

こちらのは、プロトタイプで実際に私も使用してみましたが、引き抵抗が少なくスピニングリールでも高速リトリーブが可能。しかも、ユラユラ、フワフワとしっかり泳いでくれます。
もう、電動リールの必要性はありませんよ!!!!!

130g、150g、180gの3サイズです。
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トップガン クランキングリーダー
久しぶりのブログ更新になってしまいました。
m(_ _)m
ヒマラヤからの現実逃避ような・・・・
微妙な体調不良。
久しぶりのブログで、いきなりの超マニアックアイテムを紹介します。
トップガンのクランキングリーダーです。
カジキをやらない方には、この時点でチンプンカンプンでしょうね。(笑)

ここ数年、モノフィラを使わないクランキングリーダーの需要が高まり、問い合わせも多くありました。
大手ラインメーカーさんでは、既製品がなくみなさん自作されたり、マリーナさんにお願いしていたと思います。
私も、お客様にお願いされ作った経験も少なくありません。
ここに紹介するトップガンクランキングリーダーは、米国NASAで使用されて新素材で、細くしなやかで強いとクラランキングリーダーに求められる全てをクリアしています。

両端がループになっていますので、ループトゥループでダブルラインとスナップに接続してください。

編み込みもしっかされており安心な設計です。

サイズは500LB、5mと3.2mの2サイズです。
3.2m 2950円 (税込)
5m 3400円 (税込)
いよいよカジキシーズン到来です。
皆様、そろそろ準備してくださいね。
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ヒマラヤに魚を求めて
5月6~13日でゴールデンマハシールとバガリウスを求めインド・ヒマラヤに行ってきました。
ヒマラヤと聞いて、皆さんエベレストなどを連想されるでしょうね。もちろん私もそうでした。ヒマラヤと一言で言っても広大で日本の面積以上。
今回、どちらの魚も初めて狙うためデータ収集をしましたが、どれもピンとくる記事がなく苦労しました。ゴールデンマハシールのエサとなるのは、スカルピンやゴビーなどのカジカやハゼ属が多く、インディアントラウトも捕食すると。バガリウスに関しては、有力なルアーフィッシングの情報はなく、ほぼエサ釣りのみしかない。
そんな訳で、スカルピンに近い様なという意味でゴールド系のミノー、クランク、スプーン、スピナー、テイルスピンなどを多量に用意した。バガリウスには、テスト中の超大型ノイジープラグのビッグバグ、GTルアー、マグロルアーを揃えた。
細かいタックルは後ほど説明するとして、旅のお話に進めさせていただきます。
5月6日
中部国際空港セントレアで、まず荷物の重量オーバーで18000円の追加料金を支払った。
GTやジギングの海外遠征でもいつも支払うが、18000円は少々痛い・・・。
私より6kg体重が重い乗客なんて沢山いるだろうにね。
やっとこさ荷物を預け、スタバでホッとしている時の写真です。

タイ航空で、バンコク経由、デリー着でほぼ一日かけてインドに到着。
空港を出ると出迎えを待つプレートを持った人が大勢いました。その中にきっと、KAWASHIMAと書いてあるプレートがあるはずだと探してみるものの、一向にみつからない・・・・。焦る私
そんな大勢の中、やたら私にアピールしてくるインド人がいた。でも彼が持つ手にはHASEGAWAと、どう考えても違うやろ??? でも、まぁーいっか!こいつに一回聞いてみようと話しかけてみた。
インド人、英語で: 「ハセガワさんですか?」
私、英語風の日本語で: 「違う。俺はカワシマだ。」
インド人: 「でも、それは釣り竿だろ?」
私: 「そうだよ。これからヒマラヤに行くからガイドを探している。」
インド人: 「ガイドは私だよ」
私: 「だから俺はカワシマだって!ハセガワじゃね~」 だんだん苛立ってきた。
インド人: どこかに電話をかけてヒンドゥー語で「OOXXOOXX;・・xx`+*}?>」
インド人: 「貴方に間違いないからついて来て」と・・・・
私: 「だから俺はハセガワじゃね~!!!!」
このインド人、めちゃくちゃ困った顔をしている。今にも泣きそうだ。
なんだか私が悪い様な気がしてきた。ちょっと冷静になり、今回の旅を提供していただいたトラベルプロインターナショナルのスケジュール表を取り出し、見せると。
インド人:「間違いない貴方です。」
ホントか?いきなり変な所に私を連れ込もうとしてないよな?と考えながら、インド人の後ろについてタクシー乗り場へ。モワッとした暑さと、慣れない英語でのバトル、飛行機の疲れからボーとしていたら、私のスーツケースを勝手に握っている汚いオッサン!! 何じゃコイツと思った瞬間にチップをせがまれた。
軽くムーーーシ!!!(無視)
インド人、私の代わりにチップを払ってくれた。この時点で「何だかコイツ信用できるじゃん」と、思い出した。
用意されたタクシーが来る間に色々なことを話した。このインド人ガイドの名はピータン。25歳でヒマラヤンアウトバックのスタッフであり、デリーからロッジまで案内すると。
タクシー到着。ロッドを車に積んでいると、どこからか知らない間に違うオッサンが私のスーツケースをタクシーに積み込んでいる。親切な人も居るもんだと考えていたら、チップを求められて・・・・渋々10ルピー渡してやった。
クラクション鳴りっぱなしで縦横無尽に走るタクシーで、デリー内のホテルへ到着したの20時頃だったろうか。

清潔感ある部屋で、疲れを癒そうと早々にベッドに潜り込むと、プ~~ンと飛んで来る蚊の攻撃!ここでマラリアになってたまるかと、一晩中格闘していたら、ガイドのピータンが朝5時に迎えに来た。
5月7日
車でのロングドライブがスタート。
と、思っていたらオールドデリー駅に・・・・・
えっ!予定変更? まっ、良いか~。
駅の入口で、ピータンが何か分からんこと言い残しダッシュ! ポツンと独り残され・・・(寂)
数分後、ピータンが赤いシャツにゴールドの腕章をしたオッサンを連れてきた。
すると、私の26kgのスーツケースを軽々と頭に乗せて、ロッドケースを片手に運び出した。そう、ポーターです。
こっそりとピータンがポーターにいくら払うか見ていると100ルピーでした。凡そ180円。

写真の通り、ホームには人が溢れ、しゃがんでいる人、寝そべっている人、線路を渡る人、何故か犬。
悪気は全くないのですが、数人は蹴っ飛ばしました。
列車到着!
電車なのか?ディーゼルなのか? レトロ

恐らく、最上級の指定席ですが、いい味が出ています。
ガンガンにエアコンが効いていて寒いぐらいでした。

はーい!
ここからは世界の車窓をお楽しみください。
by Fujitsu


何か感じ取っていただきたいこの光景に。
列車もクラクションが鳴りっぱです。
オールドデリー駅からラムナガル駅まで6時間で到着。
途中、朝昼と二度の食事が用意されたが、どれもまあまあ食べれた。
ラムナガル駅周辺

ジム・コルベットナショナルパークへ入ると直ぐにサルやシカが出迎えてくれた。
何と野生のゾウまでも。
このナショナルパークはトラで有名で、アドベンチャーツアーが盛ん。国道沿いにはインドブランドTATAの4WD車が多く駐車されていた。

国道を2時間ぐらい走った所だろうか。4WD車でも困難な荒れた道の前に止まった。
ピータン: 「ここから歩きになります。」
私: 「どれぐらい歩くのですか?」
ピータン: 「一時間ぐらい。」
私:「OK・・・・・」
ゴソゴソとトレッキングスタイルのパッキングに入れ替えていると、ポーターが登場!!
「お~!!神様、仏様、ガンジー様、ありがとうございます。」
10kg近いリュックを背負い歩きだして15分もしないうちに、途方もない暑さと急こう配で息切れです。
列車の中でゲットしたミネラルウォーターは最早お湯ですが、それでも美味しく感じた。
ヘロヘロになりロッジに到着。5~6名のスタッフが柔かに迎えてくれた。
直ぐさまコテージに案内されると、フィッシングガイドのサンジーが「このあとイブニングだから釣りに行こう。30分で用意してくれ」と。

寝不足と疲労感はあったが、断る理由も見つからず、初めてのラムガンジス川へ降りた。

ご覧の通り、乾季で渇水でしたが、おかげで直ぐに悠々と泳ぐゴールデンマハシールを見つけることができた。
すごく分かりにくいと思いますが、これで20kg近い個体です。

とても充実した2日目、そして初めてのラムガンジス川の女神は微笑んでくれなかった。
陽が落ちたかけた頃、コテージに戻ると電気、水道、ガス、乗り物がないことに気がついた。慌てて念のため用意してきたヘッドライトを探した。

私を照らすのはオイルランプ、ロウソク、ヘッドライト、そして釣りたい熱い想いだけの生活がスタートした。
5月8日
午前5時にセットした目覚ましより先に目が覚める。
さて、今日は丸一日釣りができる。
鳥のさえずりを聞きながら、タックルの準備を進める。前日の経験から、大型のゴールデンマハシールはラインが太いと直ぐに逃げてしまう。ほぼサイトフィッシングで、想像していたより難しい。
昨日は30LBのリーダーだったが今日は20LBだな。

ロッジを出発して、ラムガンジス川の川原を歩く、歩く、歩く。
ガイドのサンジーの足元は、ウェーディングシューズではなくスニーカー。これが正しい選択かもしれないが、川を渡る時は、ヨボヨボの爺さんみたいに遅い。
川歩きには自信があったが、サンジーについて行くのが必死。
サンジーが川を渡る時に追いつくのですがね。
じゃーん!
インドファーストフィッシュは、密かに憧れていたインディアントラウトでした。
側面を写そうとした瞬間に暴れて、バイバイ・・・。
この調子だとまた直ぐに釣れるだろう。

8時頃。
サンジー: 「もう8時だから、朝食にしよう」
私: 「OK!ハングリー」
サンジーのリュックからお弁当が出てくるのかと思いきや、ロッジに戻ると言う。
6時に出発して、釣りした時間は僅か30分ほど。
When in Rome, do as the Romans do.
”郷に入っては郷に従え”だな。トボトボと歩き出す。
これがロッジのオープンテラス。
中々お洒落でしょ!?!?

イギリスやアメリカからのお客も多いようで、それなりに清潔でした。
壁の額には、美しいゴールデンマハシールの写真やIGFAパートナーガイドサービスの証。ジム・コルベット氏の本などが飾られていた。

朝食後、再び川に戻る。
今度はロッジ下の近場のポイント。

10Kgクラスはゴロゴロといる。
しかし、釣れない・・・
兎に角、スレているとしか言い様がない。
徐々に気温が上昇しだし、手持ちの温度計は午前11時で40℃を超えている・・・・
私:「ベリーホット・・・」
サンジー: 「帰ろう。次はイブニングを狙おう。」
ロッジに帰り、ウェーディングシューズを脱ぎ捨て、木陰でひと休み。

12LBまでリーダーを細くし、イブニングに出かけた。
大きなルアーには見向きもしない。7~8cmサツキマス用のルアーを幾つかセレクトし、キャストを繰り返す。
遠投が効く重心移動のルアーを投げると逃げる。スプーンを投げるとチェイスする。何だこの違いは??
ふと思ったのが、重心移動のウェイトがカチカチ、コトコトとラトルのような音が出るルアーはダメなのか。
固定ウェイト、バルサボディのブラウニートラン7cmを結んでみた。
水面下15cmをヨタヨタとスローリトリーブ。
突然、黄金色の何かがものスゴいスピードで横切った!
バシャッ!
ラインが引きずり出され、ドラグが、ジーーーーーーーーーーーッと、叫ぶ。
間違いない!ゴールデンマハシールや!
私の心臓は、バクバク、ドキドキ
テストロッドのストリームフューリー70Mを横に寝し慎重にランディング。
「ヤッタァ~~~!」

サイズなんてどうでも良い。これが、ファーストゴールデンマハシールや!
魚体に触れる手が震えた・・・・・。
日常の生活の中で、この感覚は絶対に得られない。憧れ抱いた魚をキャッチした時だけに得られるこの感覚。
私にとって至福のひと時。
このウロコを見たかった。触ってみたかった。
アジアアロワナと鯉を足した様なウロコ。

イワナにも似た形状の美しい胸鰭は、黄金色に輝いていた。

これを求め、遥々ヒマラヤにやってきたのだ。
撮影をしたあとも、リリースするのが惜しくしばらく見とれていた。
サンジー: 「次は大きいのを釣ろう。逃がしてあげて」
私: 「ウン。」 完全に英語を忘れて日本語で答える。
このあと、小さな小さなゴールデマハシールがヒットするものの、大型には恵まれずロッジへ。
晩御飯までに小腹がすいたので、お菓子を食べようとデリーで買ったスナック菓子をスーツケースから出してみると、袋がパンパンに膨れていた。
もしかして、標高が高くて気圧が低い? それで直ぐに息切れになるのか?
運動不足が原因だとは分かってます。読者の皆様、ツッコミは止めてください。

5月9日
ダージリンティーを片手にクッキーを頬張りながら、朝の釣りに出かける。
紅茶の本場インド。流石に美味しい!
最初のポイントでブラウニートランのアユカラーをキャストすること2~3投目。
コツン!と何かがヒットした。
14~15cmのアルジーターのような口と姿をし、黒くウロコがゴツゴツとした魚。
写真を撮ろうとしたら、サンジーがポイっ!と、
「お~い!!」
色々な資料で調べた結果この魚が最有力。
crossocheilus latius

気を取り直し再びキャストすると、またコツンと小さなアタリ。
10cmぐらいのオイカワみたいな魚が釣れた。
カメラカメラと準備をしていると、サンジーがポイっ!
「お~い!!」
で、こちらも写真がなくこれが最有力候補。
Zacco ザコ??

しばらくすると、今度は黒いマハシールがヒットした。そのまんまで、ブラックマハシールだとさ。
正直、違いが良くわからん・・・。

複雑に流れる瀬尻にあった岩のスリットにルアーを通すと。
バシャン!!
どうもゴールデンマハシールは、捕食直後に大きく身体を反転させるようで、尾びれで水面を激しく叩く。
私: 「サンジー!デカイ!」 当然、日本語。
尾びれの大きさは両手を合わせて広げたぐらい。
一気に下流へ走る。
ショックリーダー8LB、PE1号。ロッドのタメを効かせながら私もゆっくりと下流へ移動する。
「ヤバイ!こいつ次の瀬も降ろうとしている・・・」
勝負に出る私、ビッグフィッシュにはそれなりに慣れているハズ。全身を使ってゴールデンマハシールをいなす。
ランディングまで残り4~5m、 パンッ!!
ラインが風になびいた・・・・
途方も無い脱力感。
川原とブッシュの間には、知る人ぞ知る危ない草が生えている。
その気になって集めたら凄いだろうね。

サンジーも私も失望した帰り道
ランチはいつもこんな感じのカレーライスになる。でも、毎回微妙に味が違うのが嬉しい。
レモネードは常温より気持ち冷えてる状態です。

ランチのあとは夕方までひたすら暑さに耐えるだけ。
寝るか、ボーとするしかできない。

イブニングタイム。
再びサンジーと川に向かう。
頭に乗せているのは、ロープとなる原料。
川に束ねた枝が沈めてあり、それを女性たちが皮を剥ぎ、このような状態にする。
余談になるが、サンジーは36歳。独身。何故、独身かと訊ねると「釣りばかりしているから」と。
どこかで聞いたような話。

幸先よく、小型なゴールデンマハシールをキャッチ。

ここは初日に20kg近いゴールデンマハシールを見つけたポイント。
陽も山の向こうに行き、期待できる時間帯となってきた。

ドッカーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私の30mぐらい先で、巨大な水柱が立った!!
直後に山火事発生!!!
ダイナマイトが投げ込まれた。
そう、ダイナマイト漁・・・・
腰抜けた!マジ、死ぬかと思った。
本日終了・・・・。
山火事があった場所を翌日歩いてみました。
5月10日
今日はとなり村までの遠征だ。自然に気合が入り、3時頃からソワソワして寝ていられない。
ロッジには大型犬が5匹がおり、とても人懐っこい可愛い奴らだ。ただ、狂犬病が怖いのでジャレ合うことは避けました。その犬たちが、一晩中、吠えていたから寝れなかったのも事実。

朝、コテージの扉を開くと、番犬としてのお勤めが終わったのが嬉しいのか、一斉に駆け寄ってくる。
う~ん、コイツら可愛いお利口さんです。
毎朝用意されるこの不思議な食べ物。
ホットミルクに生ポテトをみじん切りにしたモノ。コーンフレークのようで、そうでない不思議な味。流石に、3回目となると味に慣れてきて、完食ができるようになった。

ここまで一度も登場していない人食いナマズのバガリウス。現地名グーンチ。日本ではグーンシュと紹介されている。シーズンが11月らしく、全く釣りにならない。理由はクリアウォーターだと釣れないとのこと。と、言うことは夜なら釣れるのでは??
朝一番、サンジーに「バガリウスが釣りたいから、今夜釣りに行こう」と伝えたら、彼は笑っている。OKなんか?
これがバガリウス。

となり村まで、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く・・・・・
ウェーディングシューズではなく、トレッキングシューズで来れば良かったと後悔。
デコボコの道を2時間ぐらい歩いただろうか、となり村に到着。
田舎の素朴な女性は、私を見ると作業を止めて手を合わせる。いわゆる合掌です。なんか素敵です。
オサルさんは毎日見ます。
となり村からロッジまで、川を降るようにポイントを攻めましたが、まさかの一匹で終了・・・

私の心は、不完全燃焼・・・
長距離を歩いた代償として、ウェ-ディングシューズのソールが剥がれた。
タイラップで補修。

サンジーが居なくても、今夜、こっそりと一人でバガリウスを狙いに行ってやると自分に誓う。

昼下がり木陰でボーとしていると、サンジーが来て、「15フィートのコブラ捕まえた。昨日は、12フィートのコブラ。食べるか?」
私: 「食べない。」
サンジー: 「なんだ、日本人はヘビ食べないのか?」
私: 「食べる人もいるけど、私は食べない。」
サンジーは寂しそうにコテージをあとにした。
私:「やっべ~!この辺、そんなコブラも居るんや! 去年はトラも出たと言っていたな。ワニも居るとか居ないとか。そうか、犬が一晩中吠えているには理由があるのね。こいつら本当の番犬や。」
チキン川嶌: 「今夜、バガリウス狙いに行きませ~~~ん!」
5月11日
今日は本来なら、国立公園の中を4WD車に乗ってトラなどの野生動物を見に行くプランを立てていましたが、不完全燃焼ぎみなので釣りに変更。
いつもと違う犬の吠え方に異変を感じ、扉を開くと犬たちが見て見ててな感じで尾っぽをフリフリしなが何かを引きずって来た。
鹿じゃーん!
すでに八つ裂き状態になってまして、獣臭が凄まじい。
口の周りと脚は血まみれ・・・
分かったから、お前ら俺に近寄るな!!!

川原を眺めると青いデカイ鳥がいる。クジャク???
めいいっぱいズームモードにして何とか撮影。

もう野生動物は結構です。ゴールデンマハシールを釣らしてください。
サンジー: 「大きい魚が見たいか?」
私: 「見たい見たい」
サンジー: 「じゃ、オレの街まで行こう」
私: 「OK!!」
と軽く返事したのは良いのだが・・・・
下流へ、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く・・・・・2時間以上。
で、結局いつもと同じぐらいのゴールデンマハシールをニアキス(スピナー)でキャッチ。

サンジーが珍しくディープダイバーを投げろと言う。理由は分からんがとりあえずシュガーディープをキャスト。
すると直ぐに何かがヒットした。
インディアントラウトだ。
最初に釣ってからご無沙汰でした。今回は、キッチリと写真に納めさせていただきます。

ビッグマウスとサンジーが言うことだけあって、確かに口はデカイ。
少し日本のハスにも似た雰囲気がある。ちょっぴりエソにも似ているかな?

もう少し下流に行くと、わんさか10kgオーバーが浮いていた。

見えますか?写真ほぼ中央、10kgオーバーのゴールデンマハシールの下の黒い影。
これがバガリウス。大型のゴールデンマハシールより更にデカイ!30~40kgありそうです。

ガーン!!! 国立公園で釣り禁止エリア・・・
ホントに見るだけじゃん
雨期になるとこの魚達が上流に上がり、また釣れる様になるとのこと。ゴールデンマハシールは、通年狙えるが2~4月がベストシーズンのようだ。
ラストチャンスを迎えたイブニング。
決して大きくはないが、美しいプロポーションとウロコを持ったゴールデンマハシールに出会えることができた。

サンジーありがとう。

最後の夜は柄にもなく、焚き火で旅の想い出に更けた。

5月12日
ゆっくりとした朝を迎え、帰りのパッキングを行う。
現実に引き戻されていくこの感覚は、旅の中で一番嫌いな時間かもしれない。

煮沸しただけのこの水にどれだけ助けられたか。一日何リッター飲んだのだろう?

広場には、フライのキャスティング練習ゾーンもありました。

このサイズもいない訳でなく、いるのだが釣れないだけ。
次こそはね。

来た路を戻る・・・・
やっぱり、どえらい疲れるがーん。
デリーに近づけば、インドの現状を考えさせられる光景が嫌でも目に入る。
最後に、釣果はイマイチだったかもしれない。
ただ、一人旅としては最高だった。
もう一度チャレンジしてみたいフィールドができた。
ありがとうインド・ヒマラヤ。
そして私を支えてくれた全ての人々に感謝します。

旅のお問い合わせ:トラベルプロインターナショナル
または、インザストリーム
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5月7日
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と、思っていたらオールドデリー駅に・・・・・
えっ!予定変更? まっ、良いか~。
駅の入口で、ピータンが何か分からんこと言い残しダッシュ! ポツンと独り残され・・・(寂)
数分後、ピータンが赤いシャツにゴールドの腕章をしたオッサンを連れてきた。
すると、私の26kgのスーツケースを軽々と頭に乗せて、ロッドケースを片手に運び出した。そう、ポーターです。
こっそりとピータンがポーターにいくら払うか見ていると100ルピーでした。凡そ180円。

写真の通り、ホームには人が溢れ、しゃがんでいる人、寝そべっている人、線路を渡る人、何故か犬。
悪気は全くないのですが、数人は蹴っ飛ばしました。
列車到着!
電車なのか?ディーゼルなのか? レトロ

恐らく、最上級の指定席ですが、いい味が出ています。
ガンガンにエアコンが効いていて寒いぐらいでした。

はーい!
ここからは世界の車窓をお楽しみください。
by Fujitsu


何か感じ取っていただきたいこの光景に。
列車もクラクションが鳴りっぱです。
オールドデリー駅からラムナガル駅まで6時間で到着。
途中、朝昼と二度の食事が用意されたが、どれもまあまあ食べれた。
ラムナガル駅周辺

ジム・コルベットナショナルパークへ入ると直ぐにサルやシカが出迎えてくれた。
何と野生のゾウまでも。
このナショナルパークはトラで有名で、アドベンチャーツアーが盛ん。国道沿いにはインドブランドTATAの4WD車が多く駐車されていた。

国道を2時間ぐらい走った所だろうか。4WD車でも困難な荒れた道の前に止まった。
ピータン: 「ここから歩きになります。」
私: 「どれぐらい歩くのですか?」
ピータン: 「一時間ぐらい。」
私:「OK・・・・・」
ゴソゴソとトレッキングスタイルのパッキングに入れ替えていると、ポーターが登場!!
「お~!!神様、仏様、ガンジー様、ありがとうございます。」
10kg近いリュックを背負い歩きだして15分もしないうちに、途方もない暑さと急こう配で息切れです。
列車の中でゲットしたミネラルウォーターは最早お湯ですが、それでも美味しく感じた。
ヘロヘロになりロッジに到着。5~6名のスタッフが柔かに迎えてくれた。
直ぐさまコテージに案内されると、フィッシングガイドのサンジーが「このあとイブニングだから釣りに行こう。30分で用意してくれ」と。

寝不足と疲労感はあったが、断る理由も見つからず、初めてのラムガンジス川へ降りた。

ご覧の通り、乾季で渇水でしたが、おかげで直ぐに悠々と泳ぐゴールデンマハシールを見つけることができた。
すごく分かりにくいと思いますが、これで20kg近い個体です。

とても充実した2日目、そして初めてのラムガンジス川の女神は微笑んでくれなかった。
陽が落ちたかけた頃、コテージに戻ると電気、水道、ガス、乗り物がないことに気がついた。慌てて念のため用意してきたヘッドライトを探した。

私を照らすのはオイルランプ、ロウソク、ヘッドライト、そして釣りたい熱い想いだけの生活がスタートした。
5月8日
午前5時にセットした目覚ましより先に目が覚める。
さて、今日は丸一日釣りができる。
鳥のさえずりを聞きながら、タックルの準備を進める。前日の経験から、大型のゴールデンマハシールはラインが太いと直ぐに逃げてしまう。ほぼサイトフィッシングで、想像していたより難しい。
昨日は30LBのリーダーだったが今日は20LBだな。

ロッジを出発して、ラムガンジス川の川原を歩く、歩く、歩く。
ガイドのサンジーの足元は、ウェーディングシューズではなくスニーカー。これが正しい選択かもしれないが、川を渡る時は、ヨボヨボの爺さんみたいに遅い。
川歩きには自信があったが、サンジーについて行くのが必死。
サンジーが川を渡る時に追いつくのですがね。
じゃーん!
インドファーストフィッシュは、密かに憧れていたインディアントラウトでした。
側面を写そうとした瞬間に暴れて、バイバイ・・・。
この調子だとまた直ぐに釣れるだろう。

8時頃。
サンジー: 「もう8時だから、朝食にしよう」
私: 「OK!ハングリー」
サンジーのリュックからお弁当が出てくるのかと思いきや、ロッジに戻ると言う。
6時に出発して、釣りした時間は僅か30分ほど。
When in Rome, do as the Romans do.
”郷に入っては郷に従え”だな。トボトボと歩き出す。
これがロッジのオープンテラス。
中々お洒落でしょ!?!?

イギリスやアメリカからのお客も多いようで、それなりに清潔でした。
壁の額には、美しいゴールデンマハシールの写真やIGFAパートナーガイドサービスの証。ジム・コルベット氏の本などが飾られていた。

朝食後、再び川に戻る。
今度はロッジ下の近場のポイント。

10Kgクラスはゴロゴロといる。
しかし、釣れない・・・
兎に角、スレているとしか言い様がない。
徐々に気温が上昇しだし、手持ちの温度計は午前11時で40℃を超えている・・・・
私:「ベリーホット・・・」
サンジー: 「帰ろう。次はイブニングを狙おう。」
ロッジに帰り、ウェーディングシューズを脱ぎ捨て、木陰でひと休み。

12LBまでリーダーを細くし、イブニングに出かけた。
大きなルアーには見向きもしない。7~8cmサツキマス用のルアーを幾つかセレクトし、キャストを繰り返す。
遠投が効く重心移動のルアーを投げると逃げる。スプーンを投げるとチェイスする。何だこの違いは??
ふと思ったのが、重心移動のウェイトがカチカチ、コトコトとラトルのような音が出るルアーはダメなのか。
固定ウェイト、バルサボディのブラウニートラン7cmを結んでみた。
水面下15cmをヨタヨタとスローリトリーブ。
突然、黄金色の何かがものスゴいスピードで横切った!
バシャッ!
ラインが引きずり出され、ドラグが、ジーーーーーーーーーーーッと、叫ぶ。
間違いない!ゴールデンマハシールや!
私の心臓は、バクバク、ドキドキ
テストロッドのストリームフューリー70Mを横に寝し慎重にランディング。
「ヤッタァ~~~!」

サイズなんてどうでも良い。これが、ファーストゴールデンマハシールや!
魚体に触れる手が震えた・・・・・。
日常の生活の中で、この感覚は絶対に得られない。憧れ抱いた魚をキャッチした時だけに得られるこの感覚。
私にとって至福のひと時。
このウロコを見たかった。触ってみたかった。
アジアアロワナと鯉を足した様なウロコ。

イワナにも似た形状の美しい胸鰭は、黄金色に輝いていた。

これを求め、遥々ヒマラヤにやってきたのだ。
撮影をしたあとも、リリースするのが惜しくしばらく見とれていた。
サンジー: 「次は大きいのを釣ろう。逃がしてあげて」
私: 「ウン。」 完全に英語を忘れて日本語で答える。
このあと、小さな小さなゴールデマハシールがヒットするものの、大型には恵まれずロッジへ。
晩御飯までに小腹がすいたので、お菓子を食べようとデリーで買ったスナック菓子をスーツケースから出してみると、袋がパンパンに膨れていた。
もしかして、標高が高くて気圧が低い? それで直ぐに息切れになるのか?
運動不足が原因だとは分かってます。読者の皆様、ツッコミは止めてください。

5月9日
ダージリンティーを片手にクッキーを頬張りながら、朝の釣りに出かける。
紅茶の本場インド。流石に美味しい!
最初のポイントでブラウニートランのアユカラーをキャストすること2~3投目。
コツン!と何かがヒットした。
14~15cmのアルジーターのような口と姿をし、黒くウロコがゴツゴツとした魚。
写真を撮ろうとしたら、サンジーがポイっ!と、
「お~い!!」
色々な資料で調べた結果この魚が最有力。
crossocheilus latius

気を取り直し再びキャストすると、またコツンと小さなアタリ。
10cmぐらいのオイカワみたいな魚が釣れた。
カメラカメラと準備をしていると、サンジーがポイっ!
「お~い!!」
で、こちらも写真がなくこれが最有力候補。
Zacco ザコ??

しばらくすると、今度は黒いマハシールがヒットした。そのまんまで、ブラックマハシールだとさ。
正直、違いが良くわからん・・・。

複雑に流れる瀬尻にあった岩のスリットにルアーを通すと。
バシャン!!
どうもゴールデンマハシールは、捕食直後に大きく身体を反転させるようで、尾びれで水面を激しく叩く。
私: 「サンジー!デカイ!」 当然、日本語。
尾びれの大きさは両手を合わせて広げたぐらい。
一気に下流へ走る。
ショックリーダー8LB、PE1号。ロッドのタメを効かせながら私もゆっくりと下流へ移動する。
「ヤバイ!こいつ次の瀬も降ろうとしている・・・」
勝負に出る私、ビッグフィッシュにはそれなりに慣れているハズ。全身を使ってゴールデンマハシールをいなす。
ランディングまで残り4~5m、 パンッ!!
ラインが風になびいた・・・・
途方も無い脱力感。
川原とブッシュの間には、知る人ぞ知る危ない草が生えている。
その気になって集めたら凄いだろうね。

サンジーも私も失望した帰り道
ランチはいつもこんな感じのカレーライスになる。でも、毎回微妙に味が違うのが嬉しい。
レモネードは常温より気持ち冷えてる状態です。

ランチのあとは夕方までひたすら暑さに耐えるだけ。
寝るか、ボーとするしかできない。

イブニングタイム。
再びサンジーと川に向かう。
頭に乗せているのは、ロープとなる原料。
川に束ねた枝が沈めてあり、それを女性たちが皮を剥ぎ、このような状態にする。
余談になるが、サンジーは36歳。独身。何故、独身かと訊ねると「釣りばかりしているから」と。
どこかで聞いたような話。

幸先よく、小型なゴールデンマハシールをキャッチ。

ここは初日に20kg近いゴールデンマハシールを見つけたポイント。
陽も山の向こうに行き、期待できる時間帯となってきた。

ドッカーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私の30mぐらい先で、巨大な水柱が立った!!
直後に山火事発生!!!
ダイナマイトが投げ込まれた。
そう、ダイナマイト漁・・・・
腰抜けた!マジ、死ぬかと思った。
本日終了・・・・。
山火事があった場所を翌日歩いてみました。
5月10日
今日はとなり村までの遠征だ。自然に気合が入り、3時頃からソワソワして寝ていられない。
ロッジには大型犬が5匹がおり、とても人懐っこい可愛い奴らだ。ただ、狂犬病が怖いのでジャレ合うことは避けました。その犬たちが、一晩中、吠えていたから寝れなかったのも事実。

朝、コテージの扉を開くと、番犬としてのお勤めが終わったのが嬉しいのか、一斉に駆け寄ってくる。
う~ん、コイツら可愛いお利口さんです。
毎朝用意されるこの不思議な食べ物。
ホットミルクに生ポテトをみじん切りにしたモノ。コーンフレークのようで、そうでない不思議な味。流石に、3回目となると味に慣れてきて、完食ができるようになった。

ここまで一度も登場していない人食いナマズのバガリウス。現地名グーンチ。日本ではグーンシュと紹介されている。シーズンが11月らしく、全く釣りにならない。理由はクリアウォーターだと釣れないとのこと。と、言うことは夜なら釣れるのでは??
朝一番、サンジーに「バガリウスが釣りたいから、今夜釣りに行こう」と伝えたら、彼は笑っている。OKなんか?
これがバガリウス。

となり村まで、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く・・・・・
ウェーディングシューズではなく、トレッキングシューズで来れば良かったと後悔。
デコボコの道を2時間ぐらい歩いただろうか、となり村に到着。
田舎の素朴な女性は、私を見ると作業を止めて手を合わせる。いわゆる合掌です。なんか素敵です。
オサルさんは毎日見ます。
となり村からロッジまで、川を降るようにポイントを攻めましたが、まさかの一匹で終了・・・

私の心は、不完全燃焼・・・
長距離を歩いた代償として、ウェ-ディングシューズのソールが剥がれた。
タイラップで補修。

サンジーが居なくても、今夜、こっそりと一人でバガリウスを狙いに行ってやると自分に誓う。

昼下がり木陰でボーとしていると、サンジーが来て、「15フィートのコブラ捕まえた。昨日は、12フィートのコブラ。食べるか?」
私: 「食べない。」
サンジー: 「なんだ、日本人はヘビ食べないのか?」
私: 「食べる人もいるけど、私は食べない。」
サンジーは寂しそうにコテージをあとにした。
私:「やっべ~!この辺、そんなコブラも居るんや! 去年はトラも出たと言っていたな。ワニも居るとか居ないとか。そうか、犬が一晩中吠えているには理由があるのね。こいつら本当の番犬や。」
チキン川嶌: 「今夜、バガリウス狙いに行きませ~~~ん!」
5月11日
今日は本来なら、国立公園の中を4WD車に乗ってトラなどの野生動物を見に行くプランを立てていましたが、不完全燃焼ぎみなので釣りに変更。
いつもと違う犬の吠え方に異変を感じ、扉を開くと犬たちが見て見ててな感じで尾っぽをフリフリしなが何かを引きずって来た。
鹿じゃーん!
すでに八つ裂き状態になってまして、獣臭が凄まじい。
口の周りと脚は血まみれ・・・
分かったから、お前ら俺に近寄るな!!!

川原を眺めると青いデカイ鳥がいる。クジャク???
めいいっぱいズームモードにして何とか撮影。

もう野生動物は結構です。ゴールデンマハシールを釣らしてください。
サンジー: 「大きい魚が見たいか?」
私: 「見たい見たい」
サンジー: 「じゃ、オレの街まで行こう」
私: 「OK!!」
と軽く返事したのは良いのだが・・・・
下流へ、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く・・・・・2時間以上。
で、結局いつもと同じぐらいのゴールデンマハシールをニアキス(スピナー)でキャッチ。

サンジーが珍しくディープダイバーを投げろと言う。理由は分からんがとりあえずシュガーディープをキャスト。
すると直ぐに何かがヒットした。
インディアントラウトだ。
最初に釣ってからご無沙汰でした。今回は、キッチリと写真に納めさせていただきます。

ビッグマウスとサンジーが言うことだけあって、確かに口はデカイ。
少し日本のハスにも似た雰囲気がある。ちょっぴりエソにも似ているかな?

もう少し下流に行くと、わんさか10kgオーバーが浮いていた。

見えますか?写真ほぼ中央、10kgオーバーのゴールデンマハシールの下の黒い影。
これがバガリウス。大型のゴールデンマハシールより更にデカイ!30~40kgありそうです。

ガーン!!! 国立公園で釣り禁止エリア・・・
ホントに見るだけじゃん
雨期になるとこの魚達が上流に上がり、また釣れる様になるとのこと。ゴールデンマハシールは、通年狙えるが2~4月がベストシーズンのようだ。
ラストチャンスを迎えたイブニング。
決して大きくはないが、美しいプロポーションとウロコを持ったゴールデンマハシールに出会えることができた。

サンジーありがとう。

最後の夜は柄にもなく、焚き火で旅の想い出に更けた。

5月12日
ゆっくりとした朝を迎え、帰りのパッキングを行う。
現実に引き戻されていくこの感覚は、旅の中で一番嫌いな時間かもしれない。

煮沸しただけのこの水にどれだけ助けられたか。一日何リッター飲んだのだろう?

広場には、フライのキャスティング練習ゾーンもありました。

このサイズもいない訳でなく、いるのだが釣れないだけ。
次こそはね。

来た路を戻る・・・・
やっぱり、どえらい疲れるがーん。
デリーに近づけば、インドの現状を考えさせられる光景が嫌でも目に入る。
最後に、釣果はイマイチだったかもしれない。
ただ、一人旅としては最高だった。
もう一度チャレンジしてみたいフィールドができた。
ありがとうインド・ヒマラヤ。
そして私を支えてくれた全ての人々に感謝します。

旅のお問い合わせ:トラベルプロインターナショナル
または、インザストリーム
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ヒマラヤから帰ってきました。
世界の車窓から・・・・
by Fujitsu と
ブログを進めたかったのですが、家にメモリーカードリーダーを忘れてきてしまい、デジカメからデータが出せません。
トホホ・・・

こちらはスマホで写しました。ヒマラヤからデリーに戻る際に列車の中からのモノです。
明日、またブログにアップしま~す。
<お詫び>
通販の出荷、及びお問い合わせの返答が遅くなり申し訳ありませんでした。
【インザストリーム公式 フェイスブック】
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by Fujitsu と
ブログを進めたかったのですが、家にメモリーカードリーダーを忘れてきてしまい、デジカメからデータが出せません。
トホホ・・・

こちらはスマホで写しました。ヒマラヤからデリーに戻る際に列車の中からのモノです。
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お知らせ
5月6~13日の間、ヒマラヤ研修釣行のためお休みをいただきます。
この間、通販の受注は可能ですが、発送は14日からとなりますので、予めご了承ください。

恐らくブログ更新ができなくなると思いますが、フェイスブックは繋がるかもしれません。
何せ、山岳地、ジャングル地帯なので行ってみないとわかりませんが・・・・
もし良ければインザストリーム公式フェイスブックを覗いて見てください。
【インザストリーム公式 フェイスブック】
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今回のターゲットは、ゴールデンマハシールとグーンシュ(バガリウス・ヤレリー)の予定。
行ってみて何が釣れるかはお楽しみです。
この間、通販の受注は可能ですが、発送は14日からとなりますので、予めご了承ください。

恐らくブログ更新ができなくなると思いますが、フェイスブックは繋がるかもしれません。
何せ、山岳地、ジャングル地帯なので行ってみないとわかりませんが・・・・
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今回のターゲットは、ゴールデンマハシールとグーンシュ(バガリウス・ヤレリー)の予定。
行ってみて何が釣れるかはお楽しみです。
いただきもの
クロネコヤマトさんが重そうに運んできた長い箱!!
箱から、尻尾がはみ出している・・・・
そうそう、先日、対馬に釣行中のM友さんから電話があり、
「店長、でっかいヒラマサがT.KustoM KKドテラで釣れましたが、魚要りますか?」
ヒラマサと聞いて断る理由もなく、「着払いで送ってください。」と。
で~ん、箱開けると!!
ヒラマサの登場です。

ビニール袋に入ったまま軽く測ると、115cmぐらい。重さは、14~15kgぐらいでしょうか。
過去に色々なお魚をいただきましたが、最大級です。
と、言うかデカ過ぎです。(焦)
偶然、ご来店されたK江さんに氷をいただき、120Lのクーラーボックスへ保管。
120Lのクーラーボックスでも、押し曲げて入れてのギリギリサイズです。
何と!K江さん宅にも数日前にM友さんから大ヒラマサが届いたそうです。
しかも、偶然とは言え、氷を車に積んでいることがミラクルです。
おっと!!これはヒラマサが運んだご縁!?!? 恋が生まれるか??
K江さんは男性です。ありえんですね。(^^;)
お店で解体しようか悩んでいましたが、微妙に来客が多くできませんでした。
自宅で処理させていただきます。
M友さん、K江さん、ありがとうございました。
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箱から、尻尾がはみ出している・・・・
そうそう、先日、対馬に釣行中のM友さんから電話があり、
「店長、でっかいヒラマサがT.KustoM KKドテラで釣れましたが、魚要りますか?」
ヒラマサと聞いて断る理由もなく、「着払いで送ってください。」と。
で~ん、箱開けると!!
ヒラマサの登場です。

ビニール袋に入ったまま軽く測ると、115cmぐらい。重さは、14~15kgぐらいでしょうか。
過去に色々なお魚をいただきましたが、最大級です。
と、言うかデカ過ぎです。(焦)
偶然、ご来店されたK江さんに氷をいただき、120Lのクーラーボックスへ保管。
120Lのクーラーボックスでも、押し曲げて入れてのギリギリサイズです。
何と!K江さん宅にも数日前にM友さんから大ヒラマサが届いたそうです。
しかも、偶然とは言え、氷を車に積んでいることがミラクルです。
おっと!!これはヒラマサが運んだご縁!?!? 恋が生まれるか??
K江さんは男性です。ありえんですね。(^^;)
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自宅で処理させていただきます。
M友さん、K江さん、ありがとうございました。
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シャウト! ギャップスパーク

シャウト!のギャップスパークが入荷しました。
吸い込みが良い超軽量で貫通性能にも優れた細軸タイプ。細くても粘りがある特殊鋼のスパークフックを採用した段差タイプアシストフックです。
ミスバイトが多いシーバスジギングや、真鯛の様なアゴが硬い魚におすすめです。
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トローリングリールだってお任せあれ
みなさんGWを楽しんでいますか?
平日なのでお仕事って方も多いでしょうね。
さて、この時期になりますとトローリングラインの巻き替え依頼が多くなります。
本日も、シマノ ティアグラ3台にライン巻きの依頼をいただきました。

息の長いリールですが、スムーズなドラグ調整は流石シマノさんですね。
色々なトローリングリールを触らせていただいていますが、コストパフォーマンスと性能から判断すると、とても良いリールだと思います。
動画もUPしました。
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平日なのでお仕事って方も多いでしょうね。
さて、この時期になりますとトローリングラインの巻き替え依頼が多くなります。
本日も、シマノ ティアグラ3台にライン巻きの依頼をいただきました。

息の長いリールですが、スムーズなドラグ調整は流石シマノさんですね。
色々なトローリングリールを触らせていただいていますが、コストパフォーマンスと性能から判断すると、とても良いリールだと思います。
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