高い透明度と伸縮性で大物を獲る。 ウルトラインビジブルショックリーダー
〝ショックリーダー〟と言うものに出会って25年ほどの歳月が経つ。モノフィラメント(ナイロン)ラインで、ビミニツイストでダブルラインを組み、ショックリーダーと結ぶ。初めてこのシステムを見たとき、なぜ道糸よりハリスが太いのか?10代の私には理解不能でした。当時、ハリスは細ければ細いほど魚が釣れると思っていましたから・・・。

PEラインを「新素材ライン」と言っていたころが懐かしい。「おい!新素材の5号巻いてくれ。」 そんなお客さまも多く、いつからPEラインと呼ぶ様になったのだろう。
<ショックリーダーの役目>
① 根ズレや魚体が触れることによる擦れを防ぐ。
② PEラインの伸び無さをカバー。ショックを吸収しバラシを軽減。
③ PEラインは有色で水中で目立つため、ハリスとしては不適。
④ 道糸を細くし、空気抵抗、潮流の影響を少なくしつつ、ハリス(ショックリーダー)部は太い物を使う。ラインキャパの確保。
PEラインの登場と共にショックリーダーの必要性も高くなりました。②と③はPEラインの特性からですね。
<ナイロンショックリーダーの特徴>
① しなやかで糸癖が付きにくい。
② 締まりやすくノットが作りやすい。
③ 高い伸縮率でバラシを軽減。(ショックを吸収)
④ 軽比重で水に浮きやすい。
⑤ 吸水性があり、劣化が早い。
⑥ スプールへの馴染みが良くライントラブルを起こしにくい。
⑦ コストパフォーマンスに優れる
<フロロカーボンショックリーダーの特徴>
① 硬く伸びが少ないため高感度。
② 硬く根ズレに強い。
③ 糸癖が付きやすい。
④ 水より重く沈みやすいため、トップウォーターには不向き。
⑤ 吸水性はなく、耐久性に優れている。
⑥ 硬く締まりにくいためノットは難しい。
⑦ ナイロンよりも高額。
他にも光の屈折率で水中で光ったり光らなかったり、ブランドによって様々な特徴はありますが、大体こんな感じだと思います。
私が多用するのは、ウルトラインビジブルショックリーダー(ナイロン)です。ナイロンショックリーダーの特徴はベースにありますが、高い透明度と柔らかを備え、コーティングで吸水を抑えています。確実なシステム作りと大物とのファイトをサポートする伸縮性を信じています。 GTやマグロ、ジギングはもちろんカジキやトラウトまであらゆるターゲットで安定した釣果を得ているのも事実です。
青ヶ島のカンパチ

ポンペイ島のイソマグロ

スリランカのGT

ルアーで狙うスピニングマーリン

先日のアブラボウズ。

ちょっと釣果自慢みたいなブログとなってしまいましたが、上記の魚は全てウルトラインビジブルショックリーダーでの釣果。
使ったことがない方には是非使っていただきたい。全ての方を納得させることはできないと思っていますが、10年以上、インザストリームで売れ続けている人気アイテムです。
ウルトラインビジブルショックリーダー 100LB
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